連載コラム『たかがゴルフ、されどゴルフ』

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第17話 3回で元がとれる会員権

column17-02.JPG ゴールドコーストに長く滞在するならお気に入りのコースのメンバーになるのがお勧めです。そこで…、気軽に入れてお得なメンバーシップ(プレー会員権)のご案内。

 『Mega membership』(メガ会員)というシステムがある。年間99豪ドル(約8,500円)払えば1年間有効で、コロニアルGCとロビーナウッズGCの2コースを特別割引価格でプレーできる。通常ならばロビーナが105ドル、コロニアルが90ドルのところ、シーズンやスタート時間帯によって割引率が変わるが、定価の25%から35%引きでプレーできる。しかも入会時に50ドル分のドライビングレンジ(打ちっぱなし練習場)利用券やプロショップの10%割引特典もついてくる。・・・ということは、3回プレーすれば元がとれてしまう計算!しかも、あと30ドル出せばAGU(豪州ゴルフ連盟)公認の正式ハンデキャップも取得でき、ハンデさえあれば他のコースのコンペなどにも自由に参加できるのだ。

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第15話 ヤーデージ

column15-02.JPG オーストラリアのゴルフ場はヤードではなくメーター表示であることはコラム第3話で書きましたが、今回はゴルフ場の距離表示の意味での「ヤーデージ」の話。“Yardage”=「ヤードで測った長さ、量」ですから正確に言うとオーストラリアのゴルフ場はメーター表示なのに「ヤーデージ」とはこれ如何に?という話はさておき…。

 「キャディーさぁーん、ここから残りどれくらい?」と聞ければいいのですが、こちらはキャディーなしのセルフプレーが一般的。GPS(全地球測位システム)が乗用カートに付いているコースであれば、GPS画面には常に今カートが止まっている地点からピンまでの残り距離が(一応)正確に出るわけですから問題ありませんが、セルフで回っているときには自分たちで残り距離を測らなくてはなりません。

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第12話 風を見る

column12-01.JPG よくトーナメントの中継などで、ショットの前に芝草をつまんで頭の前辺りでパッと離して「風」をチェックしている光景を見かけますが、あれは何を見るの?正解は「芝草の落ちる方向で風向きを読んでいる」、といいたいところですが…。

 そもそも…、自然に起こる「風」は温度差によって空気(大気)が移動することで発生し、日本の夏の南東風(海風)や冬の北西風(陸風)は一般に季節風と呼ばれて、陸と海の温度差から気流が起こることで生まれるのだそうです。

 ゴルフ場の場合にはその大気の大きな流れのほんの地表の一通過地点であって地図上では常に当日の風向きや風速は概ね一定であるかのように思いますが、実際には風向きの変化、風速の強弱が常に起こっています。

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第9話 頑張れ!! 宮里藍選手(その2)

column9-03.JPG 2005年ANZ女子オープン、宮里選手は3日目まで首位を独走したが最終日、元米賞金女王カリー・ウエブ選手(地元クイーンズランド州出身)の猛チャージに遭い惜しくも1打差で逆転負けを喫した。
 最後の18番グリーンでは宮里選手のバーディーパットが僅かに外れパー、続いてウエブ選手がパーパットを外したので、もしもあのバーディパットが決まっていればプレーオフだったのに…、と思うのは素人考えなのであろう。百戦錬磨のウエブ選手ならば、先に宮里選手がバーディーを獲れば確実にパーパット決めていたに違いない。

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第8話 がんばれ!宮里藍選手

column8-03.JPG ANZ女子オープン初日、朝早めに会場に入った。注目の宮里藍選手は今大会過去4回優勝の豪州のカリー ウエブ選手、同じく豪州の新鋭キャサリン ハル選手と同じ組で午前8時のスタートに向けて、もくもくとパッティングの練習中だ。
 宮里選手というより「藍ちゃん」と呼んだ方がピンとくる、というのはカリー ウエブ選手や他の女子プロ選手に比べて体つきは一回りも二回りも小さくて見た感じはまるで子供のよう。同じグリーンでパッティングしているローラ デービス選手と並ぶと特にその違いが…。
8時5分前くらいに3選手ともインスタート10番ホールのティーに集まって、改めて握手。8時きっかりにハル選手、藍ちゃん、ウエブ選手の順でティーショットを打ってスタートした。

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第7話 スピンが「ほどける」

column7-01.jpg2005年2月13日にホープアイランドで開催された『第5回日豪オープンゴルフトーナメント』に参加した。今年から豪PGAの公認競技にも格上げされ日本からは牧野裕プロや山崎千佳代プロをはじめ15名のプロが来豪し、豪PGA所属プロも20名、そのほかに105名のアマチュア選手の総勢140名35組が18ホールに散らばって朝7時半一斉にショットガンスタートで始まった。
 筆者の組は10番ホールスタートのA組で芹澤大介プロと日本から参加の高橋よしえさん、アコモネット社長の砂川氏と一緒だ。
芹澤プロは相変わらずのあま~いマスクでかっこいい。キレのあるショットの連続、決して体つきが大きいほうではないのにあの飛距離、いったいどこからくるのですか?と聞くと「筋力はもちろん大切ですが、上半身と下半身との動きのコンビネーションが上手くかみ合う時にヘッドスピードが上がるのです。」とのこと。ふーむ。
紅一点の高橋さんはHDCP9、この大会に参加する為に日本から一人で来られたそうで、芹澤プロいわく高橋さんは以前に関東女子アマを2回も獲ったことのある知る人ぞ知る日本を代表するベストアマのお一人だそう、道理で素晴らしいゴルフ!! とてもシニアの仲間入りをされているとは信じがたい。ティーショットは曲がらず飛距離も220ヤードー240ヤードは飛んでフェアウエーを外さない、アイアンもまっすぐでパターもお上手、プレーのリズムも軽やかで見ているだけで勉強になる。

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第5話 GPSって便利なの?

column5-05.jpg最近よくみかけるようになったゴルフカートの頭上に設置されたGPS。これは、現在のカート位置からピン(フラッグ)までの残り距離が○○メーター(ヤード)と常に数字で表示されるので、その数字を見ながらクラブを選択できるところが一番のメリット?実は、もっともっと多機能を備えたスグレモノだったのです。
GPSとはGlobal Positioning System(全地球測位システム)の略で、カーナビでおなじみの人工衛星を利用して自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すシステムですが、ゴルフ場の場合には、自分のカート位置(経度・緯度)を割り出して、予め地図データがインプットされているゴルフ場敷地の図面上のどの位置にいるかを表示してくれるだけでなく、クラブハウスの屋上に設置された基地局アンテナと各カートとが無線で交信することで、バンカーやグリーンエッジ・ピンまでの残り距離や、グリーンのピンポジション表示、遅延プレーの警告、更には無線を使ってクラブハウスとの文字/音声での交信までも可能となります。

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第3話 ヤードじゃなくて「メーター」です。

column3-02.jpgフェアウェー脇の「150」と書かれたヤーデージ杭。これはグリーンセンター(もしくはグリーンエッジ)まで残り距離が150ヤード、ではなく150メーターの意味です。日本からのお客様の中には18H 回りきってから、「えっ!!そーなの?どおりでショートばっかりなわけだ。俺飛ばなくなったかと思って焦ったよ・・・」という話も聞くが、日本やアメリカやイギリスではヤード表示なのにオーストラリアではメートル表示なのは、なぜ?答えは、「オーストラリアが遅れているから?」いやいや、そうでもないらしい・・・。
 
少々かたい話になるが、世界標準としてのメートル単位の確立と普及を目的とした「メートル条約」に加盟している国は現在51カ国、もちろん日本、アメリカ、イギリス、オーストラリアも例外ではないのだが、アメリカとイギリスは未だにヤード・ポンド法を大多数の国民が日常生活の営みの中で使っているのが現状であり、この慣習度量衡単位(ヤードポンド法)のメートル法化は目下両国の課題、つまり、世界標準の流れに合わせてよ!というわけである。

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第2話 フェアウェー走っていいの?

column2-04.jpg『ロイヤルパインズ』の5番ショート(162m)のティーグラウンドでは前のオージーの組がまだティーショットを打っていたので少し手前でカートで待っていた。そこに後ろの組の一見して日本の観光客とわかるおじさん達のカートがやってきて、そのうちの一人、一番ギラギラした全盛期のジャンボ尾崎みたいな派手なポロシャツを着た人に、「ちょっと、きみら何処から来たの?前のホールとかカートでフェアウエーに入っちゃだめだろう!」といきなり言われた。「???・・・。(アー!) あっ、ここはカートでフェアウエーに入ってもOKなんですよ。」というと、「フェアウエーはダメだろー。入れないだろー。」、「いえ、僕らこちらに住んでいますけどこっちのコースはどこもフェアウエー乗り入れOKですから。」、「えっ、そーなのぉ?」、「やっぱいーんじゃん。ぶつぶつ・・・」と他の連中。
どおりであの人たち、前のホールとかクラブもってフェアウエーをあっちこっち「走って」たわけだ・・・。

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第1話 どいてよ!カンガルー

img_01.jpg『ゲインズボローグリーンズ』1番ホールミドルのティーショット、緊張しながらアドレスに入った。狙い目は右バンカーの左手前フェアウエー。もう一度最後に目視で確認…、おーっ!まさに今打とうと思っているその場所に、なんと野生のカンガルーの親子がいるではないか。どこからともなく出てきて脇目もふらず(?)もくもくと芝草を食べている・・・。
「たぶん大丈夫、きっと当たりはしない、もし当たってもゴロだし・・・」、ぶつぶつ言いながら、再度アドレスをとる。今度は「カンガルー」を目視確認、いつものリズムで・・・ナイスショット!
玉の出だしは心なしか狙い(カンガルー!)よりも左目、やはり本能?がカンガルーを避けているのか。青空に吸い込まれていったボールは緩やかなフェード軌道でフェアウエー右目に落下してコロコロ・・・とカンガルー親子の手前で止まった。

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