第16話 水はけの良いコース
年間300日以上の晴天日を誇るゴールドコーストで、ゴルフプレー当日に“雨”、というのもまことに“残念”なわけですが、雨が降ってもへっちゃら!!というゴルファーのために、ゴールドコーストで少々の雨でもOKのコースをご紹介します。
ゴールドコーストの多くのゴルフ場は、大雨の際にゴルフ場全体が巨大な緊急貯水池の役割になるように設計されていることはコラム第11話でも触れましたが、4日前(2005/6/30)の大雨では一晩で600ミリの雨が降ってゴールドコースト周辺のゴルフコースでも冠水の被害が出ました。『コロニアル』の場合、18Hが完全に水没して所々にピンの旗が水面に出ているような状態でしたが、丸一日で水位は治まりましたがグリーンやフェアウエーには泥が残ったままでコースはクローズ、その後の復旧作業は本日も続いているようです。
これほどまでの大雨ではさすがにどのコースもお手上げですが、ある程度まとまった降雨でも通常のプレーには支障がないコースとして一番にあげられるのが『レイクランズ』です。ジャックニクラス設計で1997年に開場した比較的新しいコースですが、コース建設の段階でグリーンやフェアウエー、バンカー、ラフの下に敷設された配水管がたいへん細かくふんだんに張りめぐらされているので、水はけがとても良い仕上がりとなっています。少々まとまった雨であっても、一般のコースなら「本日は乗用カートはカート道路のみ走行」の看板がでるところでも、レイクランズの場合はそのままフェアウエー走行が可能の場合が少なくありません。
他にも『グレイズ』や『ロイヤルパインズ』、『サンクチュアリーコーブ』など水はけの良いコースがありますが、ホールによっては水溜りができたりカジュアルウオーターの箇所が発生したりするようです。
ゴルフコースの評価は、「見た目の美しさ」だけでなく、コースやクラブハウスの「設計」はもちろん、「メンテナンス」、「グリーンキーパー」、「スタッフ」の質、立地条件などの「地の利」など数多くのチェックポイントがありますが、普段目に見えない部分ですが「水はけが良い」かどうかもたいへん重要な項目の一つですね。

